外貨建て積立保険を解約した理由

― 私が保険を「整える」中で気づいたこと ―


社会人になって最初に入った保険

社会人になってから、当時勤めていた会社の生命保険に加入しました。
月額数千円ほどで、数百万円の死亡保障がついている、ごく一般的なものです。

当時は独身でしたし、
「とりあえず最低限入っていれば大丈夫だろう」
そんな感覚でした。


結婚・出産をきっかけに保険を見直すことに

結婚し、子どもが生まれたことで状況は一変します。
「もし自分に万が一のことがあったら、家族はどうなるんだろう?」

そう考えるようになり、最寄りの保険の窓口へ相談に行きました。

そこで言われたのは、

  • 会社の生命保険だけでは不十分
  • 家族を守るには保障が足りない
  • 将来への備えも必要

という話でした。

結果として、夫婦そろって以下の保険に加入しました。

  • 入院保険
  • がん保険
  • 収入保障保険
  • 外貨建て積立保険(将来への備え+死亡保障)
  • 学資保険

それまで月々数千円だった保険料は、
一気に4〜5万円ほどに跳ね上がりました。


当時は「納得して」契約していた

正直、当時の収入は今よりも低く、生活はかなり苦しかったです。
それでも契約したのは、保険の窓口の担当者がとても親身だったから。

  • 丁寧に説明してくれる
  • 不安に寄り添ってくれる
  • 「家族を守るため」という言葉が刺さる

周りに保険に詳しい人もいなかった私は、
頼れるのはプロの専門家だけだと思っていました。

今思えば、相手も仕事です。
それが悪いとは思いません。
でも当時の私は、疑う余地すらありませんでした。

こうして、その保険に7〜8年間入り続けることになります。


お金の勉強が、見直しのきっかけになった

転機が訪れたのは、2年ほど前。
YouTubeや書籍で、お金について学び始めたことがきっかけでした。

「そういえば、自分はどんな保険に入っているんだろう?」

改めて、加入している保険の中身を調べてみて、
正直ゾッとしました。

どんな補償内容なのか、ほとんど覚えていなかったのです。

皆さんはどうでしょうか?

  • 毎月いくら払っているか
  • どんな時に、いくら出る保険なのか

すぐに答えられますか?


書き出して初めて気づいた「違和感」

加入している保険を一つひとつ書き出してみると、

  • 保障内容が似通っている
  • 過剰だと感じる部分がある
  • 特に外貨建て積立保険が重い

ということに気づきました。

中でも大きかったのが、
「積立」と「保険」がセットになった外貨建て保険です。

冷静に考えてみると、
積立と保険が一緒になっているって、少し不思議だと思いませんか?

  • 積立は積立
  • 保険は保険

分けたほうがシンプルなはずです。

実際、セット商品にすることで分かりにくくなり、
高い手数料が上乗せされていることにも気づきました。


「積立はNISA、保険は最低限」でいいと気づいた

調べていく中で、考えはシンプルになりました。

  • 積立 → NISAで十分
  • 保険 → 本当に必要なものだけ

保険は「安心」を買うもの。
投資は「増やす」ためのもの。

役割がまったく違うのに、
それを一つにしている商品は、
どうしても効率が悪く感じられました。

また、保険の提案は
「その人に本当に必要か」よりも、
**「月々いくら払えるか」**を基準に組まれていると感じたのも事実です。


外貨建て保険ならではのリスク

私が加入していた外貨建て積立保険は、米ドル建てでした。

つまり、

  • 為替の影響を受ける
  • 円高・円安で価値が変わる

というリスクがあります。

もちろん、NISAで投資する投資信託にも為替リスクはあります。
ですが、オルカンなどの低コストで分散された投資信託は、

  • 世界分散が効いている
  • 手数料が安い
  • 長期的に世界は成長する可能性が高い

という期待値があります。

私は、こちらの方が
結果的にリスクが低いと判断しました。


まずは「知ること」から始めてほしい

いきなり解約しなくていい。
まずやってほしいのは、これだけです。

  1. 今入っている保険を書き出す
  2. いくら払っているか確認する
  3. 保障内容が被っていないか見る

それだけでも、

  • 不要な保険
  • 過剰な保障

が見えてくるはずです。


保険を整えることは、人生を整えること

保険を見直すことで、

  • 家計がシンプルになる
  • 毎月の固定費が下がる
  • 投資や本当に必要なことにお金を回せる

ようになります。

資産形成は、
いきなり増やすことではなく、まず整えること。

そこから少しずつ、
自分や家族の未来にお金を使っていけばいい。

私自身、この経験からそう感じています。


※本記事は筆者の実体験をもとにした内容であり、特定の保険商品や投資行動を推奨・否定するものではありません。最終的な判断はご自身の状況に合わせて行ってください。

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