はじめに
NISAという言葉はよく聞くけれど、
「結局なにをすればいいのか分からない」
「下がったら怖い」
そう感じている人も多いと思います。
数年前の私も、まったく同じ気持ちでした。
そんな中で、
NISAを“畑”として考えるようになってから、
投資に対する見え方が大きく変わりました。
今日はその考え方を、できるだけやさしくまとめてみます。
NISAとは?まずはざっくり理解しよう
NISAは、国が用意してくれた
**「投資で増えた利益に税金がかからない制度」**です。
通常、投資で利益が出ると、
約20%が税金として引かれます。
(例えば1万円の利益が出た場合、税金として2,000円も引かれてしまいます)
でもNISA口座の中で増えた利益は、
まるごと自分のもの。
これだけでも、長く続ける人にとっては
かなり大きな差になります。
NISAを「畑」にたとえると見えてくる
私はNISAを、こんなふうに考えています。
- 畑 → NISA口座
- 苗 → 投資信託
- 水や肥料 → 毎月の積立
- 成長 → 複利
- 収穫 → 将来の資産
NISAは、
「すぐにお金が増える魔法の箱」ではありません。
でも、
育てた分だけ、時間をかけて育っていく畑
だと思っています。
苗は“優良なもの”じゃないと意味がない
どんな畑でも、
枯れやすい苗ばかり植えてしまえば、
うまく育ちません。
投資も同じです。
NISAで選ぶ苗(=投資信託)は、
長期で育てることを前提にしたものが向いています。
たとえば、
- 全世界株式(通称:オルカン)
- S&P500
こうした投資信託は、
一部の会社に賭けるのではなく、
世界全体・市場全体に広く分散されています。
一本の木(特定の企業)に全てを託すのではなく、
たくさんの苗を少しずつ育てるイメージです。
毎月コツコツ水をあげる=ドルコスト平均法
畑は、
天気を完璧に予測して水をあげるより、
毎日コツコツ手入れする方が安定します。
投資も同じで、
毎月同じ金額を積み立てていく
ドルコスト平均法という考え方があります。
- 高いときは少なく買う
- 安いときは多く買える
価格が下がったときは、
どうしても不安になります。
でも、
下がったときに逃げずに買い続けること
その行動自体に意味があります。
下落は怖い。でも「長期」で見る
正直に言うと、
下落局面は今でも気持ちよくはありません。
「このまま戻らなかったらどうしよう」
そんな気持ちは、誰でも湧きます。
ただ、NISAは
短期トレードのための制度ではありません。
数ヶ月、1年で結果を出そうとするものではなく、
10年、20年という時間を味方につける仕組みです。
将来、必ず上がる保証はありません。
でも、
長期で見たときに上がる確率が高い
それが、世界の株式市場のこれまでの歴史です。
今ではわたしは、下落局面では
「安く買える!ラッキー!!」くらいに思えるほど、精神的に強くなりました。笑
インフレという「静かな敵」
ここも、とても大事なポイントです。
これまでの人生を振り返ってみて、
「物価が安くなり続けた時代」って、
あまり記憶にありませんよね。
- 食料品
- 光熱費
- 家賃
- 教育費
少しずつ、でも確実に上がっています。
つまり、
お金の価値は、何もしなければ目減りしていく
ということです。
インフレに負けないためには、
インフレに強い資産を持つ必要があります。
昔は「預金」が正解だった。でも今は違う
数十年前は、
銀行にお金を預けているだけで
年利5%以上つく時代がありました。
その頃は、
預金=正解
という考え方も、間違いではなかったと思います。
でも今は、
金利はほぼゼロ。
同じやり方を続けていても、
時代が変われば結果も変わります。
だからこそ、
今の時代に合った選択肢として
NISAが用意されているのだと感じています。
まずは苗を植えるところから
大きな金額を入れる必要はありません。
- 月1万円でも
- 月5000円でも
まずは、
畑に苗を一本植えてみる
それだけで、
資産形成は「他人事」から「自分事」に変わります。
大事なことは、絶対に無理をしないこと。
無理はストレスにもなりますし、長続きしません。
完璧に理解してから始めなくても大丈夫です。
私自身も、そうでした。
おわりに
NISAは、
焦って収穫するための制度ではありません。
ゆっくり、
コツコツ、
時間を味方につけて育てていく。
この考え方が、
少しでも誰かの不安を軽くできたら嬉しいです。


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